またまた、あいだが空いてしまい申し訳ありません。
今回はレガシィBP5 2.0Rを購入するに至った経緯の続きを書いていきます。
ディーラーでのターボ車の試乗をした際のお話です。
【スバルのディーラーさんに行ったら、カッコ良かった!!】
なにしろ人生で初めての新車購入ですから、実車を早く見てみたいと気がはやったのを憶えています。
そこで、近所のスバルに行って試乗をさせていただきました。
行ったらありましたよ、実車が・・・!! あたりまえですけど!!
第一印象は、「3ナンバーサイズになって大きくなったなぁ」でした。今まで5ナンバーサイズしか乗ってこなかった僕には、やはり大きくなった感は拭えません。
でも!!
デザインはかっこいいな。と正直に思いました。
この瞬間に、「意外とカッコ悪かったらどうしよう」などと抱えていた不安は吹き飛び、「欲しいな!!」と気持ちもノッテくるのでした。
【ボディのしっかり感がすごいし、ハンドルはやっぱり革巻きがいい】
でも試乗車はターボでした。僕の狙っているグレードはノンターボです。
「うーん、これで分かるかな?」と疑いながらも、これしかないなら乗るしかないと潔く割り切って乗ってみました。
試乗してまず感じたのは、ボディのしっかり感でした。人間の感性ってすごいもので、ハンドルを切った際のボディの剛性感をしっかり感じるんですね。
月並みな言い方ですが、まさに「カッチリしてる」と言う感じで、変な柔かさや頼りなさが無く、車自体と一体感が感じられる部分です。
それと革巻きのハンドルですべらずしっかりと握れるのにも嬉しかったポイントのひとつでした。
僕は樹脂製のハンドルは滑りやすい印象が有り、特に冬の乾燥した季節は、掌には冷たいは、ハンドル自体が固いので強めに握らないとツルっとすべるはで非常に苦手なのです。
これが革のハンドルだと握った感じがまったく違います。
まず適度に弾力が有り、掌や指に食い込むとまでは言いませんが非常になじみます、滑りません。
それから樹脂製のように夏の日差しを受けるといつまでも熱くて、ハンドルを握るまで時間がかかったり、冬の冷え込む季節は冷たくて握れたもんじゃないという点が、
革巻きのハンドルですと、夏も冬も非常に軽減されて使いやすいのです。
【進化したターボはジェントルマン】
試乗感に戻りますと、この新しいレガシィのターボは前モデルまでのドッカン段付きターボとは違いました。
僕の素直な実感ですが、「余力がある!!」が一番しっくりきます。だから速いです。信号で停止してから流れに乗るスピードに達するまであっという間です。
エンジンが出だしの低回転でも、幹線道路で流れに乗っているときも、坂道でも、いつでもトルクが有り、さらにアクセルを踏み込んだら踏み込んだだけ更なるトルクを発揮する特性も持っていました。
かといって荒々しさはまったくなく、おとなしく乗れば必要な分だけトルクを出してくるジェントルなターボの味付けになっていました。
ただし、完璧と言う訳ではなく、ボクサーエンジン特有の振動やピストンの摩擦からくるザラザラ感は残っていますし、
かなり良くなったとは言えアクセルとエンジンのダイレクト感にほんの少しタイムラグが生じるのもレガシィならではの乗り心地でした。
それでも段付きターボのように、ターボの切り替え時に備えて身構えることも必要ありません。
もちろん僕が乗っているBG5 TStype-Rのようにアクセルを踏んだ際のトントントンという足裏に伝わる嫌な振動も皆無です。
走りに関しては、僕がTStype-Rに感じていたネガティブな部分をほぼ払拭する勢いでした。
やっぱり車はパワーよりトルクが大事だなと再認識した瞬間でもありました。
【試乗した感想のまとめ】
進化してました!! 見た目もエンジンも!!
何より、等長等爆エキゾーストマニフォールド(マフラーにつながっている車の下にある排気管です。)とやらのおかげで、
ドロドロ音がなくなっていました。当然車内も普通の車のように静かになりました。
振動も同じターボ車で前モデルと比べても、明らかに減っていました。
格段に乗りやすく、格段にトルクフルな車になっていました。
もう、僕の購入欲を遮るものはありません。あとは値段交渉だと思いは勝手に進んでいくのでした。
だから、試乗したのはターボ車で、買おうとしているのはノンターボ車だっていうのに・・・。
以上がレガシィBP5 GTの試乗記でした。
次回は、僕が買った2.0Rについてお話ししようと思います。
今回もここまでお付き合いいただきまして、ありがとうございました。