レガシィツーリングワゴン 2.0R (BP5)に乗り換えるにいたった経緯を書いていこうと思います。
【貧乏なのに見栄っ張りは健在でした!!】
乗り換えの理由を大雑把に言いますとこれはもう、モデルチェンジで新しくなるレガシィ(BP5)に乗りたくなったから!!のひとことに尽きます。
あれだけ、今乗っているTS type-R (BG5)でレガシィに愛想が尽きていたはずなのに・・・。
と普通は思いますよね。
ところが、無駄に年齢を重ねた僕は、貧乏なのに見栄っ張りなところは治っていなかったのです。
国産でそれなりのステータスを持ったワゴンで、当時住み始めたマンションの立体駐車場に車高を気にせず入れられる車は・・・?
という基準から離れられず、やはりレガシィ一択になるのでした。しかもちょうどもう少しでフルモデルチェンジの時期!!
ちなみに、ワゴンタイプの荷物の載せやすさと積載量の多さから来る安心感は一度使うと病みつきになります。
子どもが小さいとベビーカーやオムツやミルク、着替えなど結構大荷物になりますが、かなり余裕を持ってものを詰め込めるんです。
また、スーパーなどの買いだしで、お米や1.5Lのペットボトル飲料などを複数買ってかさばる時など、後部ゲートを開けてポイッという感じで物が積めます。
これがセダンタイプのトランクでは高さに余裕が無いため、こうはいきません。
それから僕の住んでいる集合住宅は立体式駐車場で高さ制限が有り1,550mm以上だと入りません。
自宅から離れた場所に駐車場を借りるのも、金銭的な面と利便性の面との両面で納得できませんでした。あっ、金銭的には許されないが正解でした。
利便性で言いますと、雨や雪の日に荷物を持って傘をさしてえっちらおっちら玄関まで、場合によっては何回も往復する姿を想像すると車高の高いミニバンは、身の丈に合わない贅沢品なのでした。
あっ、雪もめったに降らないので気にする必要もなかったのですが・・・
【ティザー広告のヘッドライトデザインにやられました】
当時、車雑誌や特集紙では頻繁に発売前からNEWレガシィを賞賛する記事があふれ、特に僕が一番不満に思っていた低中速トルクの細さが
新型ではまるっきり変わって、違う車のようになったという論旨のものが良く目につきました。
トルク特性は他車と比べて何の遜色も無く低速域から力強いとか、それどころか他社の同クラス排気量車よりも一歩前に進んでいるとか、このエンジンでレガシィにターボは必要なくなったとか、
なにしろトルクが以前と比べて溢れんばかりになったと錯覚を起こさせるような文言が乱れ飛んでいました。
実際のところは、後で述べますので置いておいて・・・。
この一番のネックが解消されそうだと期待値が上がった時に、レガシィ史上初めてのティザー広告(全体を見せず、一部をチラッ)で、
鷹の眼をモチーフにしたヘッドライト
が発表されたのです。
これは僕の中では大きかったです。正直、デザイン自体は2代目オデッセイの涙目ヘッドライトの焼き直しとも言えるのですが、少なくともカッコ悪くはない!!
そして、更なる情報収集に勤しみ始めました。
今でも覚えているのは、そんな特集紙の一つを買った僕は、出張先の名古屋の地下鉄のドアにもたれて一心不乱にそれを読んだことでした。
ああいう時間はわくわくしますね。想像力が勝手に良い車像をつくり、
「もっと良いところは無いかな」
「もっと誉めてる記事は無いかな」
・・・と、さらに気分を盛り上げる記事を探そうとしていました。もうすでに視野には新型レガシィしか入っていない状態です。
今回はここまでで次回に続きます。